プロが教える灯火類点検の極意

この記事のポイント
トラックドライバー歴豊富な青木さんが、日常点検の灯火類チェックを丁寧に解説。一人でブレーキランプを確認する裏技も紹介します。
灯火類の点検はなぜ大切なのか
トラックドライバーにとって、出発前の日常点検は安全運転の第一歩です。なかでも灯火類(ライト・ウインカー・ブレーキランプなど)の点検は、自分だけでなく周囲のドライバーや歩行者の安全を守るために欠かせない作業です。
mirai計画でドライバーとして活躍する青木さんは、「見るべきポイントを押さえれば、灯火類の点検はサクサクと進められる」と話します。今回は、青木さんが実践する灯火類点検の手順と、思わず「なるほど」とうなずく裏技をご紹介します。
ハザードではなくウインカーで確認する理由
点検の流れは、ストレートライト・ハイビーム・スモール・ウインカーの順に一つひとつ確認していきます。ここで青木さんが強調するのが、「ウインカーはハザードで一括確認しないこと」というポイントです。
「ハザードで点滅を確認する方も多いんですが、ハザードとウインカーは電気信号を出す経路が違います。ハザードは点くけどウインカーは点かない、というケースも実際にあるんです」と青木さん。ウインカーは進行方向を周囲に伝える重要な装置だからこそ、必ず左右それぞれのウインカー操作で点灯を確認することが大切です。
レンズ・反射板・マーカーの取り付け状態もチェック
点灯確認だけで終わりではありません。青木さんはレンズの割れや汚れ、反射板・マーカーの取り付け状態も必ず目視+手で触れて確認しています。
「反射板はネジで固定されているだけなので、走行中の振動で緩んでポロっと落ちることがあります。私はいつも指でネジを触って、ちゃんと2か所固定されているかを確かめています」
レンズのひび割れや汚れも見落としがちなポイントです。ナンバープレートのライトも含め、「すべてのレンズ類を一個一個ざっと流し見るのではなく、確実に目と手で確認する」という習慣が、プロドライバーとしての信頼につながります。
一人でブレーキランプを確認する"裏技"
灯火類点検で多くのドライバーが困るのが、ブレーキランプの確認です。ブレーキを踏みながら後方を確認するには、本来2人必要です。壁に反射させて確認する方法もありますが、停車場所によっては壁がないことも珍しくありません。
そこで青木さんが教えてくれたのが、点検ハンマーを使った裏技です。シートを前方に倒し、ブレーキペダルを点検ハンマーで踏み込んだ状態にしてから、車両後方へ回ってランプの点灯を確認します。
「遠方での単独作業など、どうしても一人で確認しなければならない場面もあります。そんな時に役立つ方法なので、ぜひ覚えておいてほしいですね」と青木さんは笑顔で話してくれました。もちろん、本来は2人で行うことが基本ですが、いざという時に知っておくと心強い知識です。
まとめ
灯火類の点検は、「点くかどうか」だけを確認するのではなく、レンズの状態・反射板の取り付け・信号経路まで意識することが重要です。青木さんが実践する丁寧な点検習慣は、日々の安全運行を支える土台となっています。
mirai計画では、こうしたプロの知識や現場のノウハウを大切にしながら、ドライバー一人ひとりが安心して働ける環境づくりに取り組んでいます。「正しい知識を持って、安全に働きたい」という方を、私たちは全力で応援します。
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監修・運営:株式会社mirai計画
- 会社名
- 株式会社mirai計画
- 設立
- 2018年3月1日
- 代表取締役
- 柳川 佑平
- 資本金
- 1,000万円
- 事業内容
- 一般貨物自動車運送事業(中運自貨第243号)、利用運送事業
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