出発前の「安全宣言」が文化に

この記事のポイント
愛知県の運送会社・mirai計画が実践する全社員参加の安全宣言抽選ボックス。独自の取り組みで生まれる一体感と安全への意識を紹介します。
「抽選箱」から始まる、毎朝のルーティン
mirai計画には、他の運送会社ではなかなか見られないユニークな朝のルーティンがあります。その名も**「安全宣言抽選ボックス」**。
出発前の点呼の場で、ドライバーは一つの抽選箱からカードを一枚引きます。そのカードに書かれているのは、全社員が自分の言葉で書いた「今日一日の安全宣言」。「今日は〇〇に気をつけて走る」「確認を怠らない」——そんなリアルな一言が、ランダムに誰かの手元へ届きます。
引いたカードはそのままトラックの車内にセット。一日中、その言葉を目に入れながら運行していくのです。朝の小さな儀式が、安全意識を一日中持続させる仕掛けになっています。
全社員の「声」が詰まった取り組み
この取り組みを始めた背景について、代表はこう語ります。
「自分たちの言葉をそれぞれが持っていて、価値観とか共有することが大事だなと思って。全社員のリアルな声が入っていますから、全社安全大会で書いたことをそれぞれ忘れずにやっていくのが大事かなと」
大切なのは、会社が上から「安全にしろ」と命令するのではなく、一人ひとりが自分の言葉で安全への意志を表明しているという点です。年に一度の全社安全大会で書いたその言葉が、日常の業務の中でランダムに巡り続ける。書いた本人の意識を継続させるだけでなく、他の社員の言葉に触れることで「仲間も同じ気持ちで働いているんだ」という一体感も生まれます。
代表自身もカードを書いて箱の中に入れているというのも、この取り組みの信頼感を高めている理由のひとつです。
出勤時間と仕事のリズム
mirai計画のドライバーの出勤時間は、早い人で午前4時台、最も多いのは5〜6時台です。愛知県という立地柄、トヨタカレンダー(月〜金稼働)に合わせた配送ルートも多く、担当するルートによって勤務パターンが変わります。
土曜日は稼働台数がおよそ3分の1程度になるため、週後半にかけてゆとりが生まれる週もあります。「早起きは得意だけど、休日もしっかり確保したい」というドライバーにとっては、働きやすい環境といえるでしょう。
点呼・日常点検も丁寧に
出発前には、安全宣言カードを引くだけでなく、日常点検もしっかり実施しています。タイヤの状態確認、油脂類のチェック、車体の立て付け確認——基本的な点検をルーティンとして徹底することで、毎日の安全運行を支えています。
点呼 → 安全宣言カードを引く → 日常点検 → 乗車・出発、という流れが習慣化されており、ドライバーが「何となく出発する」ことのない仕組みが整っています。
まとめ
mirai計画の「安全宣言抽選ボックス」は、仕組みとしてはシンプルですが、その背景には**「全員の価値観を共有したい」「現場の声を日常に活かしたい」**という会社の姿勢が込められています。
安全を「ルール」としてではなく「文化」として根付かせようとする取り組みは、ドライバー一人ひとりのプロ意識を育て、職場全体の信頼関係を強くしていきます。「ただ荷物を運ぶだけでなく、誇りを持って働ける会社で働きたい」と感じている方には、ぜひ知ってほしい会社です。
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この記事を提供する会社について
監修・運営:株式会社mirai計画
- 会社名
- 株式会社mirai計画
- 設立
- 2018年3月1日
- 代表取締役
- 柳川 佑平
- 資本金
- 1,000万円
- 事業内容
- 一般貨物自動車運送事業(中運自貨第243号)、利用運送事業
- 本社
- 〒470-0224 愛知県みよし市三好町弁財天3-1
- 名古屋オフィス
- 〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2-18-5 白川第6ビル906
- 江南営業所
- 〒483-8384 愛知県江南市後飛保町寺前99
- TEL
- 0561-76-7032
- グループ
- 株式会社ミライロジグループ、株式会社クリーンハピネス


